
学童保育(アフタースクール)を利用しようか悩んでいますか?
保育園と違い、小学生になると大体15時頃に下校となります。
仕事をもつ親にとっては、仕事が終わるまで7歳~の子どもを家に一人きりというのは不安ですよね?
※以下の説明はわたしの市のアフタースクールの内容です。
市町村によって内容は違いますので、お住みの市役所で確認をお願いいたします。
目次
アフターとは
アフタースクールは、保護者の就労などの理由により、帰宅しても家庭や地域社会において適切な保育を受けることができない小学生を対象に、アフタースクールでの生活や遊びを通して児童の健全な育成を図る事業です。
こちらは私の市が明記しているアフターの目的となります。
対象児童は
次に当てはまる児童が対象となります。
1、市内在住の小学生でアフターでの集団生活が可能であること。
2、保護者の仕事、病気やその他の理由により児童を家庭で保育できないこと。
・通常利用:月曜日から金曜日の間に週3日以上プラス授業終了から午後4時まで家庭での保育ができないこと。
・長期休業利用(春休み、夏休み、冬休み):学校が長期休業中で週3日以上プラス1日4時間以上、家庭での保育ができないこと。
料金は
通常利用:月額5000円(8月は10000円)
長期休業利用:日額400円(8月は10000円)
延長保育:1回800円(月上限8000円)
うちの市には「一時預かり」もあり、アフターに入所していない場合でも事前に申し込みをすれば一時的に利用ができます。
一時預かり利用料:1回1000円
利用料の減免制度

アフターの利用料は条件によって免除もしくは減額をうけられます。
生活保護を受けている世帯では利用料の全額が免除となり、児童不当手当(母子手当て)をうける世帯などでは半額になります。
兄弟・姉妹で利用する場合はどの世帯でも2人目は半額となるよ!
学校終わりからの流れ
うちのアフターは学校の敷地内にあります。
学校が終わり次第、アフターの支援員が学校の玄関までむかえに行ってくれるので安心です。
支援員の役割
支援員の役割は、児童のみまもり、安全の確保、集団生活での児童の健全な育成を援助してくれます。
アフターは学校ではないので宿題などの学習指導はありません。宿題は家でみてあげてください。
児童クラブ共済の加入
アフター利用者は「児童クラブ共済制度」に加入しなければなりません。
万が一のことが起こったさいに補償がうけられる制度です。
児童クラブ共済制度は児童クラブの登録児童が、児童クラブ活動中にケガをした場合の補償(財団の保険と保険会社の保険の合算)と、児童クラブが賠償責任を負った場合の補償(保険会社の保険のみ)がセットされている制度です。
児童の利用中のケガはもちろん、熱中症や食中毒も対象になります。
保険料:1800円(1年)
アフターのいいとこ・困るとこ
いいとこ
ズバリ!「安全」なことです!
万が一、何かあってもすぐに連絡がきます。
また友達とのトラブルがあったときも仲裁にはいったり、状況を保護者に説明したりしてもらえるので「安心」です。
他には支援員による学習指導はないですが、他の子が宿題をするのをみて一緒にしたり、といい影響をもらえます。
子どもとしてもメリットがあります。
うちは田舎なので家がはなれています。
子どもだけで遊びにいくのは遠すぎるし「危険」です。
アフターに行くことで「〇〇くんと遊んだ~」と嬉しそうに話す子どもをみて、良かった!と思いますね。
困るとこ
利用時間
アフターには利用者時間があり、うちは18時までです。
時間をすぎると延長料金が発生します。それは上記の料金のところに書いてます。
時間ギリギリに仕事が終わるととても焦ります。
車をとばして迎えにいくのでこちらが全然「安全」ではありませんね(笑)
以前は利用時間が18時半までだったので余裕でしたが、今は困っているひとつです。
児童のトラブル
どうしても子どもが集まるのでトラブルはあります。
口ゲンカなどささいなことから、ボールが当たったり友達と盛り上がってたら手や足が当たった、キズができたなど。
自分の子も心配ですが、よその子にケガをさせるなども心配のひとつですよね。
アフターには支援員とよばれるかたがいますが、学校の先生ではありません。
児童同士のトラブルを仲裁してくれるときもありますが、児童によってはなかなか言うことをきかない子がいて困るときもあります。
保護者役員
あまり活動はありませんが各学年に一人ずつ役員にならなければいけません。
年に1~2回集まるていどですが仕事をしていると役員になるのはちょっと…となりますね。
【まとめ】子どもの安全を守るためにはアフタースクールは不可欠な存在。しかし…

今は共働き世帯が増え、子どもが帰ったら家に保護者がいない、という状況が増えていますね。
うちもシングルマザーなので上の子ども(中学生)にはカギを持たせています。
しかし、下の子はまだ低学年です。
うちのアフターは一昨年建ったばかりで新しくキレイで、広さも十分にあるため、比較的いいアフターです。
支援員のかたにも恵まれ、安心して預けています。
しかし、都会にいけば狭い場所に何十人も児童がおしこまれ座る場所もないようなところや、支援員の確保がむずかしく何十人もの児童をたった2名でみているアフターもあります。
同じ市内でも支援員の年齢が高く、一緒に外で遊ぶことができないと外へでるのを禁止しているアフターもありました。
アフターにもし不安があるのなら市役所に相談したり、実際に見学にいくことをオススメします。
大切な我が子をどんなところでみてもらうのか、親として知っておいたり確かめるのは当然です。