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看護学生におすすめ参考書、漫画で分かる【はたらく細胞】

看護学生のみなさん、こんにちは。

現役看護師がおススメする参考書【漫画です!】の紹介です。

小学生でも分かりやすい、体の中の「はたらく細胞」を擬人化し、アニメイラストで描かれています。

この漫画は2019/7/27に「世界一受けたい授業」でも紹介されました。

↑「はたらく細胞」の感想です。なんだかすっごく良さそう…

 

しば
しば
普段看護師として働いている私ですが、ここまでくわしく、リアルに描かれているのは驚きました。私が学生だったころにこの漫画で出会いたかったです。看護師は覚えることが沢山あります。それを擬人化することで関係性が分かりやすく、点滴ひとつにしても私たちから見えない描写でかかれているので楽しく細胞たちの特徴を覚えることができる作品です。

 

血液検査のデータが苦手な学生さん(医療関係者もOK)はこの本を読むことで赤血球や白血球の役割を理解しやすくなり、実習でも使える知識が満載ですよ!

 

「はたらく細胞」について

この本では「はたらく細胞」たちが擬人化され、毎日わたしたち人間の体の中で仕事に明け暮れています。仕事内容を分かりやすくコミカルに描かれているのが特徴です。

現在月間シリウスにて連載中の「はたらく細胞」講談社、コミックは1~5巻まで発売中!

シリーズ累計350万部突破の大ベストセラー漫画です!(著者:清水茜先生)

テレビアニメ化もされており、第1期が2018年7~9月に放送、第2期の制作も決定しているので楽しみですね。上にアニメバージョンを紹介していますので良かったらご覧ください。


試し読みはコチラ

興味がわいた方はこちら↓
はたらく細胞 1 シリウスKC / 清水茜 【コミック】

登場人物(擬人化された細胞たち)

では、「はたらく細胞」たちを紹介します。

主要メンバーはこれらの方々ですが、他にヘルパーT細胞さんもちょこちょこ出てきます。

またウイルスや細菌の侵入やスギ花粉まで、私たちに起こりえる病気(例えば熱中症)になった場合、細胞たちがどう働いているのかが擬人化で描かれています。

一般の方はモチロン、看護を勉強されている学生さんや現役の方は分かりやすすぎてニヤニヤしてしまうでしょう。

 

ここでクイズです。

ちょっとここで漫画「はたらく細胞」にまつわるクイズです!

白血球

白血球には種類がいくつもあるって知ってますか?

血液データでは「WBC」と表記され、「ワイセ」や「ロイコ」と現場では言ってますが、その白血球の半数以上を占めている種類は何だか分かりますか?

答え…「好中球」です。

 

ウイルスや細菌が入ってきたときに一番に活躍してくれるのが、この「好中球」になります。

漫画では「白血球 好中球課」とされています。分かりやすいですよね!

いつもパトロールしながら外部からの侵入者と戦い、血だらけになってしまうため、周りの細胞から怖がられています(笑)

 

血小板

血小板といえば、すり傷などで出血したときに血をかためてカサブタをつくってくれる重要な細胞ですね。

じゃあ、血小板だけで血液がかたまり、カサブタができるのでしょうか?

答え…フィブリンというたんぱく質と活性化した血小板が合わさり、傷口をふさぎます。その後、凝固因子というたんぱく質が働き、フィブリンの網の膜が全体を固めます。

これが「血栓」です。

また皮ふの形成が終わるまでは血球(赤血球や白血球など)を使い、傷口をふさいでいます。

こうして出来た血栓がかたまると、はれてカサブタとなります。

 

がん細胞

細胞は毎日細胞分裂を行います。

しかし、コピーミスによって一日数千個のがん細胞がつくられているそうです。

では、がん細胞が白血球たちに排除されないと、どのようなことが起きるでしょうか?

答え…増殖・浸潤・転移を行います。

増殖…がん細胞は増殖をおさえることができず、無制限にふえていきます。

浸潤…がん細胞はまわりの正常な細胞との境界を破壊します。

転移…がん細胞は血管やリンパ管の流れにのって体のすみずみまで流れて活動します。

また、がん細胞は「炎症性サイトカイン」という物質をたくさん出し、体中の栄養のある血液(O2をもった赤血球さんたち)を引き寄せます。そしてまた増殖をくりかえします。。

マクロファージとB細胞

白血球の仲間で「マクロファージ」と「B細胞(抗体産生細胞)」があります。

ウイルスや細菌が侵入すると、まずパトロール中の好中球さんたちが発見し、続いてマクロファージやB細胞がその場所までかけつけます。

白血球は種類が多く、特徴もさまざまですが、この二人の関係性はとても重要です。なぜでしょうか?

答え…B細胞は抗体をつくって攻撃するため、マクロファージからの抗原提示(データ)がないと何もできない。

白血球には貪食作用がありますが、B細胞にはその作用がありません。

そのため、抗原や免疫情報を見つけ出すマクロファージさんから抗原データをもらい、抗体をつくらなければなりません。

抗原データがなければ何もできないB細胞はまわりの細胞たちから「役立たず」よばわりされ、批判される可哀そうな白血球でした…

制御性T細胞とがん細胞

先ほどクイズをだしたがん細胞ですが、赤血球さんたちが運んでくれる栄養分を大量にとり、どんどん増殖していきます。

人間の体を守る白血球(好中球、キラーT細胞、NK細胞など)たちが増殖を防ごうと働きますが増殖はとまりません。なぜでしょうか?

 

答え…制御性T細胞が、がん細胞を守るから。

制御性T細胞のはたらきって?

制御性T細胞は、細胞(自己成分)や有益な細菌を攻撃しないよう、免疫細胞の働きを抑える機能を持っている。

がん細胞はもともと自分の細胞分裂時のコピーミスのため、異物とは認識せず、白血球などの攻撃をとめようとしてしまうのです。

一見信じられないはなしですが、どの細胞も自分の仕事をまじめに取り組んでいるのですね。

【まとめ】看護学生や現役ナースはとりあえず手にとってほしい

ながながと書きましたが、結局のところ漫画を読んでもらわないと「この作品のよさ」はわからないでしょう。

私は現役ナースですが検査データはとても苦手でした。

しかし、そこが理解できないと根本的な「看護をする上での根拠」がわかりません。

「根拠」がない看護、つまり「勘」で看護をしてしまうことになり、重大な医療ミスにつながるリスクが高くなる恐れがあります。

正直、漫画でここまで理解できるとは思いませんでした。

勉強や苦手、難しい専門用語は苦手、教科書なんて読みたくない方々。

一度手にとってみてください。

 

 

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しば
3人の子どもをかかえる30代のシンママ看護師。 いつか看護師をやめてやる!!を生きがいに日々パソコンに向かっています。 ブログ運営、子育て、暮らしについて書いてます。