
中学生にあがると「定期テスト」がはじまります。
1学期(中間・期末)2学期(中間・期末)3学期(学期末)と分類されていて、そのほかに実力テスト、課題テストがあります。
また、教科によって小テスト、朝テスト、なんてのもあります。
「まだ中1だし~」と思っていませんか?
だからといって子どもに「さあ、勉強をしなさい!」なんていってもできるわけないのが大半の家庭ではないでしょうか?
今回は体験談もふくめて「子どもがテスト勉強をしたくなる」ポイントをかいています。
目次
一緒にテスト範囲をみるべし!
私が中学生のころは親が共働きのため、祖父母に面倒をみてもらっていました。
しかし祖父母なので宿題や勉強のことには無関心で、私はいつも遊びまくるかテレビを見て過ごしていました。
そしてテスト前になると決まって親から「テストやろ!勉強しなさい!」と怒られてました。
と、こんな調子で成績はガタガタと落ちていきました。
今だから思うのはすでに勉強についていけてなかったので、テスト勉強もどーしたらいいか分からない状態でした。
一緒にやることの意味

誰かがそばで一緒にみてくれたら、今の私はもう少し違う人生だったかもしれません。
「そんなことはないけどな~でも勉強方法を教えてもらってたら勉強が好きになってたかも。」
そんな体験があったから、自分の子どもには関わろう!と決めてました。
教科書をよんで子どもの気持ちになろう。
頭ごなしに「勉強をしろ!」といわれても、子どもは納得いきません。
子どもには子どもの環境やルールがあります。
何も知らない大人にいわれても「私の気持ちなんてわからない!」という心境です。
教科書を読んでみると、自分の中学時代とは全然別物でした。
「え?何なんコレ?暗号?記号?こんなんで80点以上とれとか!なんてムリムリ!」
となりました。
その気持ちをもって子どもに接することで、子どもの毎日の頑張りを組んであげましょう!
クイズをだすべし!
子どもの現状がわかった後は、関わりをもちましょう!
教科書からクイズ形式に問題を出してみてください。
ゲーム間隔で子どものやる気スイッチが入り、勉強=「嫌なこと・苦しいこと」から「楽しいもの」にシフトチェンジできますよ(^^♪
答えが分からないときは、3択や4択にするなど答えを複数にすることで、
逆にその答えは何のことなのか、より深く勉強することができます。
間違えた問題を何度も繰り返すことで復習にもなりますね。
何もしなくてもそばにいるべし!
家庭によっては、一人でモクモクとする子もいますよね。
話しかけなくてもちゃんとする子、あまり学校のことを話してくれない子、など。
うちの子もこんなタイプの子です。
私がいなくても、ちゃんと期限内に課題は出してるし、モクモクと時間を決めてテスト勉強もしています。
ではない。
そばにいてあげましょう。
一人で頑張らせず、一緒に共有しましょう!
関わりをもつことだけが親の役割ではありません。
別に何もしなくていいんです。
そばで洗濯をたたんでみたり、食器を洗ってみたり家事をしながら、近くに親の存在があることをアピールしましょう。
そばにいるだけでいい、といってもテレビを見るとかやめましょう。邪魔です(笑)
勉強の強要はやめるべし!
一番してはいけないコトですね。
ただ感情にまかせて「勉強しろ!」では子どもは嫌な気持ちになり、反発するだけです。
そもそも、それで勉強を意欲的にするのなら初めからやる子なので、わざわざ言う必要もありません。
大人は子どもの立場にたち、同じ目線で話しましょう。
なぜ勉強をしないのか、個々に理由があるはずです。
まずそれを一緒に考えましょう。
勉強が一段落したら子どもの好きなことをさせるべし!
テスト勉強が終わったら深夜の0時。
あなたは子どもになんて声をかけますか?
「わ!こんな時間!勉強終わったら早くねなさい!明日も学校やで!」
「勉強お疲れさま。ちょっとゆっくりしたら~?」
私はフルタイムで仕事してるので、仕事から帰ったらまず「ゆっくりしたい、一息つきたい」って気持ちがあります。
子どももそれは同じです。
ツライ勉強が終わってやれやれ~と思った矢先、「早く寝ろ!」といわれたら、どう思うでしょうか?
【まとめ】勉強をキライにさせてはいけません。
自分自身、ニガイ経験のあるテスト勉強。
今思えば、どうしてあんなに嫌だったのだろう、とおもいます。
元々勉強は好きではないですが、今は興味があることや分からないことは、どんどん調べて解決しています。
そんな中で思うことがひとつ。
分からないことが分かったときの満足感がスゴイ!
今はそれなりに経験をつみ、対処法も身についてきました。
しかし、当時13歳の中学生だった私は勉強が理解できず、親にも聞けず、先生に聞くなどの対処法も思いつかず、で過ごし、親からは怒られ、「勉強=苦しいツライもの」としてしまっていました。
今、親となり子どもと向き合ってみるとよくわかります。
理解できない勉強に子どもは立ち向かっています。
一人で頑張らせず、見守り、一緒に走ってあげましょう。